「野菜ソムリエプロデュース」クラフトビール研究会(仮称、旧”みんなでつくろう柏ビール”プロジェクト)では、1月19日(土)、朝の8時から大麦の粉砕から始めて、ホップ煮沸済の麦芽汁に酵母を投入するまでの一連のビール仕込みを体験しましたので、報告します。
今回の体験イベントには、「野菜ソムリエコミュニティちば」からは野菜ソムリエ3名、申し込みされていたもう1名は、風邪・インフルエンザにて残念ながら欠席。地域の住民からは3名、全員で6名の参加にて、ビールを仕込みました。
今回ビールを仕込み原料は、以下の通り。
大麦麦芽(4Kg) 「野菜ソムリエコミュニティちば」の柏畑で昨年収穫した大麦から作った麦芽
小麦(0.5Kg) 柏ビール自社農園の小麦
ホップ(適量) 柏ビール自社農園のホップ
コリアンダー(適量)柏ビール自社農園のホップ
みかん皮 柏ビールさんの庭のみかん
体験した工程は、以下の通り。
①大麦麦芽・小麦の粉砕(手動粉挽き器、電動粉挽き機にて)
②麦芽糖化
50〜55度の温度で、タンパク質分解
65度の温度に上げて、デンプンの分解
→糖化を終えると、糖度が20度程度、甘い麦芽汁に仕上がりました。
③搾り
一番搾り
二番搾り
→麦芽汁の粘度が高く、お湯を足して、搾り易くしました。お湯と足すことで糖度が低くなります。
④煮沸
初沸、タンパク質などの灰汁を取り除きます。
苦味を与えるため、ホップを投入して、煮沸。
香りを与えるため、ホップ、コリアンダー、みかんの皮を投入して、煮沸。
⑤冷却・ろ過
⑥発酵
酵母を投入して、発酵タンクに詰める
発酵蔵でおおよそ1ヶ月寝かせて、ビールが出来上がります。
次回は、2月16日(土)、午前9時から。1次発酵を終えたビールに、2次発酵させるために糖分(プライミングシュガー)を投入して、瓶詰めします。瓶の中で発酵が始まり、生成された炭酸ガスがビールに溶け込んで、シュワシュワのクラフトビールになります。出来上がりが楽しみです!
協力:柏ビールKomainuブルワリー
野菜ソムリエ 落合 修(クラフトビール研究会(仮称))
野菜ソムリエコミュニティちば
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