2月16日、柏ビールKomaimuブルワリーにて、先月1月19日に仕込んだ野菜ソムリエ・プロデュース・ベジフルビール「The Kashiwa」の瓶内発酵を兼ねた瓶詰め作業を実施しましたので報告します。
瓶詰め作業に先立って、税務署に届ける必要のあるため、ビールを詰める瓶に貼るビールラベル表裏面を作成しました。表ラベルは、ネット上のビールラベル作成アプリを使って、野菜ソムリエ側で作成、裏ラベルは、柏ビールKomainuブルワリーにて作成しました。
当日の作業の流れは、①印刷済シールシートからのラベルの切り出し、②発酵済ビールにプライミングシュガーの投入(瓶内発酵・2次発酵を促す)、③ビール瓶詰め、④打栓、⑤ラベル貼りです。
当方でビールラベル作成アプリを使って作成した、今回のビール、野菜ソムリエプロデュース・ベジフルビール「The Kashiwa」を、柏ビールKomainuブルワリーさんに耐水性に優れたユポ紙に印刷してもらいました。今日の作業の最初は、ユポ紙に印刷された表ラベルをその輪郭に沿って綺麗に切り抜くことです。輪郭は楕円形なので、カッターやハサミで輪郭に沿って、丁寧に、綺麗に、切り抜きました。
次は、プライミングシュガーの投入。今回の仕込みは試作にて、柏産の大麦(麦芽)を4Kgのみ使って仕込んだので、出来たビールはおおよそ10L。1Lに7g程度の比率で、10L分の砂糖を投入しました。このプライミングシュガーの投入は、一次発酵を終えたビールを瓶詰めした後、2次発酵を促し、ガス(二酸化炭素)をビールに溶け込ますためのものです。このお陰で、シュワシュワのビールが頂けるようになります。
ビールはおおよそ10Lですので330mlの瓶に詰めた場合、おおよそ33本程度の瓶ビールが出来上がる計算。瓶詰めは専用装置を使って、ビールを瓶に詰めました。そして、打栓機を使って、栓をします。
栓をした後、ラベル(表裏)を貼り付けて、作業は終了。
作業終了後、野菜ソムリエ・プロデュース・ベジフルビール「The Kashiwa」の仕込み完成を祝って、乾杯。ビールは勿論、「The Kashiwa」。炭酸ガスを注入するビールサーバーからビールを試飲用グラスに注いで、皆で第1弾ベジフルビール「The Kashiwa」の瓶詰めを祝って、乾杯。
「The Kashiwa」という名称は、栓を除き、全て柏産の材料からビールができていることに由来しています。大麦(麦芽)は野菜ソムリエコミュニティちばの柏の畑で採れたもの、ホップや副材料のみかんの皮、コリアンダーは、柏ビールさんの畑や家の庭で採れたもの。水は柏の水道水、瓶は柏市十余二工業団地に工場をもつ東洋ガラスが生産したもの。そして、醸造の場所は、柏市役所近くに位置する柏ビールKomainuブルワリー。
今回、仕込みレシピは、柏ビールさんにお任せでしたが、次回の仕込みでは、野菜ソムリエが提案した上で、実施する予定です。
野菜ソムリエコミュニティちば クラフトビール研究会(仮称)代表 落合 修
野菜ソムリエコミュニティちば
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