【報告】第3回ビール仕込み体験

梅雨時の7月5日の日曜日の午前、柏ビールKomainuブルワリーにて、ビール仕込み体験を開催しました。今回は、3回目となりますが、新型コロナウィルス感染対策として、参加人数を5名に抑えての開催となりました。

コミュニティの畑でもある、柏なないろ畑で、昨年収穫した大麦の麦芽と、イベント前日に収穫したホップ、そして水、ビール酵母を原材料として、副材料を一切添加せずに、純粋ビールを仕込みました。過去開催の2回のイベントでは、スパイス(コリアンダーなど)や果実(ラズベリー)を添加しましたが、今回は、麦芽とホップのみ100%の純粋ビールです。


まずは、麦芽の粉砕。電動粉挽機で、4.5Kgほど、麦芽を粗挽きします。麦芽は6Kg用意してたけど、後工程の時間の制約にて、4.5Kgまで挽いたところで、切り上げました。

次の工程は、甘い麦芽汁を作る糖化です。糖化タンクの50Lの水を60度に加温して、挽き立ての麦芽4.5Kgを投入して、45分間、60度をキープ。この時点で、糖度は10.5度でした。

次は絞り。網で濾して、更にお湯で麦芽滓に残っている養分を洗い流します。

次は、煮沸。ホップを投入して、煮沸を通じて、麦汁に苦味や香りを与えます。ホップは130g、そのうちの3分の1は、煮沸の初期に投入して苦味付け、残りは終了間際の5分間に投入して香り付けします。



煮沸が終わったら、冷却、濾過して、酵母を投入しますが、今回は、仕込み量が多く(40Lになりました)、冷却に時間が要するので、イベント時間内でできず、後ほど、酵母の投入は柏ビールさんにお任せしました。

酵母投入後、1週間で大方、発酵が終わり、その後熟成させて、ほぼ1ヶ月後に瓶詰めすることになります(瓶内2次発酵)。

仕上がりが楽しみです!

野菜ソムリエコミュニティちば事務局 落合

0コメント

  • 1000 / 1000

野菜ソムリエコミュニティちば