【報告】麦種まき大作戦&畑deランチ

12月1日の日曜日、やや曇りがちな天気。野菜ソムリエコミュニティちばの活動拠点の一つ、環境コンビニステーション及び柏のコミュニティ畑(なないろ畑)。野菜ソムリエ・プロデュース「みんなでつくろう柏ビール」プロジェクトの最初のステップ、大麦の種蒔きを目的として「麦種まき大作戦&畑deランチ」を開催しました。

このプロジェクトでは、柏ビールKomainuブルワリーの協力の下、柏のコミュニティ畑(なないろ畑)で栽培した大麦やホップ、その他の副材料(ハーブや野菜など)を使って、野菜ソムリエがプロデュースするクラフトビールを造ります。今後、1年間に渡り、一連のイベントを通じて、ビール造りを実現していきます。今回は、第1弾のイベントとなる「麦の種まき」!

参加者は野菜ソムリエが5名(組)、地域の住民2名(組)。体調不良にて1名キャンセル。10時、TX柏たなか駅前公園内の環境コンビニステーションに集合しました。環境コンビニステーションは、柏市の施設であり、「野菜ソムリエコミュニティちば」が団体利用登録して、コミュニティちばの活動の拠点として利用しています。まず、当日のスケジュールについて、そしてプロジェクトについての説明。続いて、自然農法の畑での農作業に先立ち、自然農法(自然農)の話。講義の後、畑DEクッキングの準備として、炊飯、芋煮の食材の里芋・牛蒡・大根、ジャガイモのスパイス炒めの食材のジャガイモの下拵えを、参加者全員で行いました。食材は、ここの畑で採れた野菜です。肥料をやらずとも、農薬を撒かなくとも、耕さなくと、環境が整えば、野菜は十分に育ちます。不耕起の畑、野菜の一生を見届ける畑、そのため種が溢れて、それが発芽して、生長して、という具合に野菜が育ち、一部、自生する野菜もあります。

11時、車に分乗して畑へ移動、3分で畑に到着。まず竈に火を入れて、料理の準備を整えつつ、畑の見学。竈に芋煮の鍋をかけて煮込みつつ、同時に、不耕起の畑での麦の種蒔を行いました。鍬などで溝を切って、麦(種)を蒔いて、覆土して、踏みつけて、おおよそ30分で、種蒔き完了。種蒔き後、1週間で、芽を出します。

麦の種蒔きが終わったら、芋煮、そして焼き芋に着手。焼き芋は、「紅あずま」と「紅はるか」の2種類を用意して、野菜ソムリエの恒例の食べ比べを実施。見た目では区別はつかないけど、加熱して見ると、その肉質の違いからわかるはず。さて、全員、正解したでしょうか!?

ランチでは、参加者に自己紹介して頂き、ビール造りへの思いなど、発表してもらいました。麦の種蒔きの後、3月から4月までの間にホップの移植・定植があり、6月に麦の収穫、7月にホップの収穫というように、作業が続きますが、多くの方が、年間を通じてイベントに参加して作業を行いたとのこと、主催者として、プロジェクトのリーダーとして、心強く思いました。

次回はホップの移植・定植です。時期的に、山菜などが採れますので、山菜の収穫体験、畑DEクッキングを兼ねたイベントを企画します。今回の参加者の他、参加できなかった方、この報告をみて興味をもった方、次回、是非ともご参加ください。

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